20231020 散文10月

・クマが気になる。目の下の方のクマ。前までそんなに気にならなかった…というか何ならある方が可愛いと思っていたのにな。加齢だ。でも私は歳を重ねるごとにマシになるタイプだから老化現象を気にするのはやめる。いつだって今が一番可愛いのさ。とは言えクマは気になる（目の上のたんこぶ的な意味でね。気持ち的にゃどうだっていい）ので、コンシーラーをよく使うようになった。乾いてからぺぺぺっと叩き込むのがいい。それと少し前に気付いたが、鼻の付け根の血管も以前より目立ってきたような？ゴルゴ13みたい。ハイライトを入れて光で飛ばそうと試行錯誤しているものの、やはり目立つ。角度の問題かなー。明日はビカビカ発光するハイライトをゴリゴリ塗ってやろう。良くも悪くも立体的な顔立ちだから、ハイライトって意味あんのけ？と思っていたけど初めて役に立っている。色んなことを試す。

・太め長めにアイラインを引いて目尻の三角ゾーンに締め色をしっかり入れたら韓ドルぽい目元になって良かった。写真映えする。

・付録ミッフィーちゃんだよ！ってバッグからゼクシィを出してきた時、硬直してしまった。意味がわからねーと思うが、結婚したいけどしたくない。

・とにかく私は私を雑に扱った全員を踏んづけて、ぺしゃんこにして、ふんぞり返って高笑いしたいんだよ。

・女、ピタピタのニットワンピ着るの禁止にしないか？エロすぎるから。尻が。せめてパン線が浮き出ないような下着を身に付けよう。エスカレーターでそのような女性を見かけて、ああ手を伸ばしたら触れるなあ、と思ってしまった。自分が犯罪を犯さない自信がなさすぎる。他人の臀部を触ったら、足元をちょろつく子供を蹴飛ばしたら、改札前でモタつく奴にエルボーしたら……って実行しないだけで思いつくからさあ。いつか本当にやっちゃいそうで怖い。

・結婚しても恋人でいたいの、みたいなことを宣った元彼の気持ちが、未だに全然・まったく・本当に・わからない。血を分けた家族のみが家族ってか？それならわかるんだけど。馬鹿がよ。

・通勤時にふんわり甘い香りが漂っていて、どこかで嗅いだことあるけど何だこれ？と考えていたところ、金木犀があちらこちらで咲いていた。地元じゃ咲かないのに何故この匂いを知ってるんだろう。

・兄が母と会えるのはもう数える程なんだろうなと、急に思った。悲しい。まぁ、奴らは週6〜7で電話してるが……。これまでよりかはだいぶ会いに行きやすくなったので毎年行かせてやらねばなるまい。今冬にでも行こうか。兄が来るなら、それはそれで飛行機代くらい出してやろう。生活費を全て恋人に負担させておいて自分の家族に給料全ツッパする女、最悪すぎ。だが、家族といられる時間は限られているのでしょうがない。