2020.0725

 中学生みたいにずーーっとイライラムシャクシャしている。とにかく何でもいいから難癖つけて当たり散らしたい。私こんなに怒りっぽかったっけ?怒るのは疲れる。諦める方が手っ取り早いからここ数年そうしてきた。向き合って変えられるものって決して少なくはないんだろうけど、労力に見合った結果が得られた経験があまりない。だから逃げる、諦める。とにかく体力の消費を抑えたいし、そこで節約した体力は生活に回したい。怒りっぱなしの最近は体力が持たず、遂にシャワーを浴びることが出来なくなってしまった。ご飯も自発的に食べる気になれない。トイレに行くことさえ億劫だし、とにかく横になっていたい。これらは悲しい時も同様で、感情の起伏は得てして体力を消費するものなのだなあとしみじみ思った。明日は出社日だからもぞもぞ身体を起こし、シャワーを浴びた。会社に行くことで人としての形を保てているので、そこだけは労働に感謝している。

 

 会社で思い出した。残業が増えたことを上司に指摘された。週の何日かは誰かしらが休んだり早退したりしていて、原因は明白なのだが。誰かがいないとその皺寄せの大抵は私に来るので仕方ない。私はこの上司に苦手意識があり、話すだけでよく手が震える。涙を溢さないように必死だった。めちゃくちゃ怒られたことがあるとかじゃないのに、この人のことがめちゃくちゃ嫌だ。気に掛けてもらっているにも関わらずそう思ってしまう自分も。

 帰ってから上司に言われたことを反芻し、腹が立った。そもそも仕事の効率が悪いのも自分でよくわかっていて、だけど効率悪くてもいいから顧客に関することはとにかく丁寧にやろうと別の上司に言われたことを信じてやってきたのに、と。こんなんで続ける意味あるのかなあ。別に無理して働かなくていいのに働き、残業をし、あまつさえ上司にびくびくしているなんて。まだ頑張れるからやるけど。やるけどさあ。頑張れなくなってからじゃ遅いでしょう。

 

 まぁ、毎日毎日もう限界だ死のうと思っていた頃よか随分調子がいい。こうして文章を書けているし、何より怒れることがその証拠だ。早く怒ることに慣れて、怒ったから体力が足りないなんて状況を無くしたい。

2020.0711

 "黒いワンピース"とだけ言われても全員のイメージが合致するわけないのにさあ。シーンは?丈は?素材は?と聞くと嫌な顔をされる。黒いワンピースっつったらあれしかねえだろ…みたいな。長く会社にいると自分の描く"黒いワンピース"しか世に存在しないと思ってしまうようだ。いやいや。フォーマルな場で着られるそれを想像する人もいれば普段着として着られるものを想像する人もいるでしょう、と言いたいのをぐっと堪えている。だけどそうして受け流した結果こういうおじさんが大量発生しているんだよな。もう私ひとりの力ではおじさんを止めることはできない。みんな!!オラに元気をわけてくれ!たのむ!

 


 髪を切った。私は短い髪がよく似合う。いつもモサモサと伸びた状態で行くからそう思うだけかもしれない。美容室とお風呂は私にとって一緒、行くまでが酷く億劫で大変。行ってしまえば何のことはないんだけど。いっそロングヘアにしてみようかな、と思ったけど、髪の長い自分を想像することは、もう出来なかった。

 


 最近友人宅への道を通ると、妙な感慨に包まれる。この道に慣れる程の年月を過ごしてきたんだなと。彼女の前途が明るいものであればいいなと思う。私が他人の幸福を心から願うことはそう無いが、彼女に関しては本当に。

 頑張っている人に掛ける言葉は何が正解なんだろう。「頑張ってね」は違うし「応援してるよ」もプレッシャーを感じさせてしまう気がする。「上手くいくといいね」だと他人事?いや他人事ではあるが…。何も言わなければ正解か?でもそしたら何も伝わらないしな…。わからない。適切な言葉をさらりと言える人はかっこいい。こういう時に無力だと痛感するのが嫌で、本を読んだりこうして文を書いたりしているものの、全然全然全然駄目みたい。頑張らなきゃなあ。

 

 私にしては良い出来の本日だったので、眠る。

2020.0627

 大人になると、何を言わないかが品性だってさ。私は余計なことばかり口走ってしまうから、もう黙っていることにした。先日、熱があるとか何とかで、後輩が早退した。病院に行けよ〜と言われつつ、寝てたら良くなると思うんで、なんて返しながら打刻していた。そういえばその日の朝、どうやって早退しようって他の子に話してたな。でも、品性品性。何も言わないでおいた。えらい。これは続けようと思う。

 

 今日は休みなのに7時過ぎに目が覚めた。正確な体内時計。13時には眠くなって夕方まで寝ていた。毎日こういう生活がいい。夜に冷やし中華を作った。錦糸卵にしようかなと思いつつ、結果的にはただの、薄焼き卵の細切りになった。美味しかったのでえらい。

 

 Amazonで脱毛器を購入した。2ch(未だにそう呼んでしまう)のよく見るスレッドで評判が良かったやつ。ずっと欲しくて、唐突に思い出して検索したらセールをやっていて半額だった。えらい。しかし今月はお金を使い過ぎているような気がする。昨日もヘアアイロンを2台買った。私が外泊する時に母が困るからって言い訳。それでも今使っている物が壊れてないのに何故2台買ったかと言うと、安かったから…。半額以下だった。1台だと送料無料&10%OFFクーポンが使える金額に達しなかったし。あと10年くらいはヘアアイロンに困らなそうだ。

 少し高い物を買う時は色々言い訳してしまう。別にこういった物に限ったことではなく、日用品だとしても500円以上だと少し悩む。自由にお金を使えるようになった今でも使うことに抵抗がある。我が家はお金がないけど服や食事に窮する程ではなかったし、母親にこういう気持ちはないらしい。にも関わらず私に、ざらっとする後ろめたさがずっとあるのは、どうしてだろう。本当に欲しい物でも、買った嬉しさよりもそっちが勝る。

 煙草を吸い始めて良かったことのひとつは、それが若干軽減されたこと。銘柄によって差はあれど1箱500円前後なので、コンビニでそれと昼食なんかを買うだけで悠に1000円超えだ。初めの頃はくらくらした。二重に。今は慣れたもので何も感じない。この先お金に困ったりしたら、また何か思うところがあるんだろうけど。

 

 たっぷり昼寝をしたのにこの時間はちゃんと眠くて、やっぱり正確な体内時計。シャワーを浴びてさっさと眠りたい。

2020.0622

 久方ぶりにペディキュアを落とした。3分前までグミみたいにぷるぷる透き通ったオレンジ色に塗られていた爪が、生気を失った。夏でも冷えていることの方が多い爪先。

 

 素爪でサンダル履くのはすっぴんで歩くことと同じって、インターネットで誰かが言っていた。それ以来、ペディキュアを施していない足でサンダルを履くことが出来なくなった。我ながらくだらないとは思う。だけど、街行く女性がもしそういう考えを持っていたらと考えた時、どうにもいられない気持ちになるのだ。何か私はこういうことの積み重ねだな〜〜。ちょっと鬱。「二度と会わない人なんだからどう思われたって良くない?」「誰もそこまで見てないよ」とか言われるんだろうな。そういうの気にしない人からは。二度と会わない人だからこそ、可能な限り美しい状態ですれ違いたい。挽回のチャンスなどないんだから。

 

 次に何色を塗るか決めかねている。今週のラッキーカラーはブラウンとベージュ。ブラウンのペディキュアはイマイチ惹かれないしそもそも持っていないので無し。チョコレートみたいな赤味ブラウンなら可愛いかなあ。買わないけど。ベージュは思い切って今日買ったものの、この血色の悪い足に塗っても映えないような気がする。かと言って最近気に入って塗っていたオレンジ色は飽きた。ピンク色はつまらない。塗る度、これはあくまでも足を綺麗に見せる為の色だなとつくづく思う。だから男性と寝る時には塗るけど、自分の為にはあまり塗らない。あと手持ち何あったっけ。モスグリーン、ピスタチオ、偏光青パールのホワイト、ギラギラ多色ラメ、赤、くすんだ青etc。強いて言うならラメを塗りたい。しかしラメの粒が大きすぎて(そこが可愛いんだけど)ストッキングに引っかかりそう。OLにとっては大事なことである。

 

 結局ベージュになりそうだな。ラッキーカラーだし。ラッキーカラー塗っときゃ何とかなるって思ってる。くだらんけど。お風呂上がりにまた考えよう。